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すい臓がん完治に向けて知るべきこと

すい臓がんの初期症状や末期症状の治療、闘病記、名医、余命、生存率、手術、抗がん剤、病院、食事、予後、転移

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すい臓がんとジェムザール

すい臓がんにジェムザールという抗がん剤を使えるようになったのは、2001年のことです。イーライリリー社が開発したジェムザールに限らず、抗がん剤の研究が進められることで新しいものが開発され、治療成績も上がっていますが、薬品であるため、認可がおりるまでは時間がかかります。
 
そうした事情は、すい臓がんにジェムザールを用いる際にもついて回るものです。当初は、ジェムザールは非小細胞肺がんのみの適用でした。すい臓がんにジェムザールを用いることに健康保険が適用されることになるまでに、その後約2年がかかりました。
 
残念ながら、すい臓がんをジェムザールで完治させることは難しいのですが、余命を延長させる効果を高めることにおいては、効果があるとされています。抗がん剤の種類によって、効果や副作用が異なりますが、ジェムザールは有力な選択肢となっています。
 
抗がん剤を用いる化学療法に付き物の副作用としては、吐き気や嘔吐、倦怠感、白血球・血小板の減少などが挙げられます。従来の抗がん剤よりもジェムザールは副作用が少ないとされていはいるものの、無害なわけではありませんので、専門医とよく話し合って用いるようにしてください。
 
同じ抗がん剤を継続して使用すると効き目が薄くなっていきますが、ジェムザールの場合、NF-kBという転写因子が活性化されていることが原因と考えられており、NF-kBの活性化を抑制するメシル酸ナファモスタットを併用する場合もあります。
 
他の抗がん剤による化学療法と同様に、すい臓がんにジェムザールを使う場合においても、単独で用いるばかりではなく、術後化学療法として用いられる場合など、他の治療方法と組み合わせて使うこともあります。
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