すい臓がんが末期症状になってくると、背部痛や膵臓周辺の痛みが強まり、体重も激減していきます。また、黄疸も顕著となり、腹水も大量にたまるようになります。初期症状で発見しづらいうえ、進行が早いとされているだけに、検査で発見された時には、すでに末期というケースも少なくありません。
また、すい臓がんが末期に近づいてくると、他の臓器への転移の危険も高くなっていきます。門脈を通じて肝臓や肺、腎臓、骨、脳などへの転移も起こりますし、浸潤で十二指腸や横行結腸、静脈などへも転移します。
すい臓がんは、比較的転移しやすいため、末期症状へ移るにつれ、他の臓器にも悪影響を及ぼしてしまいます。検査で一刻も早く発見し、末期から遠い段階で治療を始めることが欠かせないことはもちろん、検査後にできるだけ早く、信頼できる名医や病院を見つけることが望まれます。
末期すい臓がんであっても、助かる見込みがないわけではありませんし、完治が難しいケースであっても、余命の延長を目指せることもあります。また、最近ではQOL(生活の質)の向上を図るという考え方も定着していますので、末期症状であっても、治療を投げ出さず、現在の医療技術で何ができるのか、名医と相談していきましょう。
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